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銀行の相続手続きは面倒だ
人が亡くなると、銀行の口座は所定の書類の相続手続きがないとお金はおろせません。ひとつの銀行につき1枚いるので、いろんなところに預金しているのならその枚数必要です。相続できる人みんなの署名と実印の捺印がいります。印鑑証明もいります。
配偶者と子どもがいるのなら子ども全員、子どもがいないのなら親、兄弟、です。
もし兄弟が亡くなっていたら、その子どもたちの署名捺印がいります。
面倒なので可能なら、本人の容態が悪くなったらATMで50万円づつ引き出していくことです。
あとで他の相続人に何か言われたら、入院費や葬儀の準備のためだといえば納得するでしょう。
本人が入院や施設に入った時点で名義を変えておくのもいいです。一番身近で面倒を見ている人が管理すべきです。
相続手続きの提出書類について
相続手続きを行うにあたり、様々な書類を提出しなければならないことがある場合に、まずは各分野のプロフェッショナルに助言を受けることが大事です。
最近では、相続手続きの進め方に関して、大手のメディアで特集が組まれる機会が増えてきており、将来的に問題の発生を防ぐために、しっかりと役立つ情報をキャッチすることが良いでしょう。
相続手続きの利点を理解するためには、ある程度の時間が掛かることがありますが、信頼のおける弁護士や司法書士の事務所に相談を持ち掛けることで、いつでも余裕を持って対応を取ることが可能となります。
遺産分割協議の相続手続きについて
故人が遺書を残さなかった場合、残していても遺書に書いていない遺産がある場合、遺産分割に不服がある場合には、相続人全員と遺産をどうやって分け合っていくかを話し合い決めるのことをします。これが遺産分割協議です。
これによってうまく合意が得られない場合には家庭裁判所での遺産分割調停を行うことになります。
相続人全員の合意が得られた場合には、相続手続きのために相続登記に記載をして、その後それぞれの遺産を思い通りに財産を処分したりすることができます。
のちのトラブルにならないようにしっかりとした相続手続きをする必要があります。
大阪にある遺産相続手続き相談所の失敗例について
遺産相続手続きを的確に行うためには、個人の財産を全て把握することが先決になります。
大阪の遺産相続手続き相談所での失敗例としてよくあるのが、時効後に財産が出てくることです。
遺産といえば、現金や預金、株式、不動産が思い浮かびますから、こういったものはすぐに把握できますが、借金については故人が亡くなった時点で支払い義務がなくなると勘違いしている人が多く、実際には3か月以内に相続放棄の手続きを取らなければなりませんが、その期間を過ぎて個人に借金があることがわかり、結局借金を相続してしまった例があります。
相続手続きを大阪の弁護士に依頼したらかかる費用
相続手続きを弁護士依頼した場合には一体いくらくらい出ていくのでしょうか?またそれらにかかった費用を遺産の中から支払うことができるのでしょうか?
まず弁護士費用を遺産の中から支払うことができるのかという点ですが、こちらは無事遺産が手元に戻ってくれば可能です。
また元から弁護士に依頼する時の見積もりには報酬金といって、手元に来た金額の何パーセントを報酬としていただきますよ。というのが定番です。
費用の概要としては契約金として着手金と呼ばれるものが大体2万円前後、報酬金が成功金額の30パーセントくらい、また別途雑費がかかります。
相続手続きで重要な遺産の調査
被相続人の遺産を調査する事は、相続手続きの中でも相続人等の調査と並んで重要な手続きと言えます。
遺産となる相続財産は、正の財産であれば現金や預金、不動産、不動産の上に存する権利、あるいは貴金属や骨董品、被相続人個人の事業用の債権や商品、備品などが対象となり、負の財産であればローンなどの借入金、葬儀費用、未納付の税金などが対象となります。
また、被相続人から生前に受けた贈与の額なども対象になりますが、生命保険金や遺産から発生する収益は対象にはならず、仏壇や墓石などは主に祭祀を行う相続人が相続するとされています。