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B型肝炎訴訟給付金の説明
B型肝炎給付金訴訟は、小・中学生のときの予防接種によって、B型肝炎ウィルスに感染してしまった被害者を救済するための制度です。
給付金を受け取るためには、要件・条件があります。
要件・条件については、厚生労働省や弁護士事務所のホームページが参考になるでしょう。
国に対して、訴訟を提起する必要があるため時間もかかりますし、それなりに費用もかかります。
両親などの家族の血液検査の結果や、今まで通院した病院のカルテを提出するなど、さまざまな証拠を集める必要があり、非常に手間がかかります。
そのため、弁護士に相談・依頼することをおすすめします。
給付金B型肝炎について。
B型肝炎給付金について
B型肝炎という病気は、ウイルス性の肝臓の病気のことです。医師が注射器などの器具を使い回したことで、集団予防接種でウイルスに感染してしまった方や、発症はしていないけれど集団予防接種を同じ時期に受けた経験のある方は、訴訟を起こすことで給付金を受け取れます。
また、母子感染やB型肝炎が原因で亡くなってしまった方のご遺族も対象となり受け取ることができます。
感染経路によって必要書類が変わってくるので確認が必要です。
訴訟を起こし給付金を受け取ることができるのは期限があります。本来は平成29年1月12日まででしたが、延長され平成34年1月12日が請求期限となっています。
B型肝炎給付金の遺族による請求
B型肝炎ウイルスに感染している本人でなくとも、B型肝炎給付金を請求することができるのをご存知ですか。
自覚症状が表れにくいこともあり、亡くなるまで感染していることを知らなかったという方もいます。
故人が受給対象者であった証拠を提示すれば、遺族が給付金を受給することができるのです。また、B型肝炎ウイルスに感染していると認められれば、発症していなくても受給可能です。
給付金を受け取るためには、国を相手にB型肝炎訴訟をすることになります。
証拠を提示し、裁判所で和解を結んだ後、所定機関に書類を提出して初めて給付金を受け取ることができます。
対象者であれば自動的に振り込まれるという訳ではありませんので、注意が必要です。